立憲ユース副代表を解任された日野智貴さんについて少しだけ

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 日野智貴さんという方は詳しくは存じ上げていませんが、先日、立憲ユース副代表に任命された方のようです。任命されてすぐにツイッター上で宗教社会学者の先生が以下のようにこの人の問題を色々と指摘し、その指摘の数時間後に日野さんは副代表を解任されたとのことです。

 

 

 連続ツイートですが、一部ツイートを省略しています。

 まず、一度あるポジションに任命した人間を即座に解任する、その立憲民主党の判断がデュープロセスに適ったものなのか疑問に思います。

 そしてもう一つ。誰かが、プロライフであったり、夫婦別姓反対論者であったりしたとしても、まともな倫理学者や法哲学者はそれだけで「問題のある人」としてはみなさないでしょう。むしろ、その主張の筋立てがどのようなものであるか読まずに、ただ記事タイトルに釣られるような人のほうを問題視するはずです。「日野智貴」でツイート検索すると、上の、媒体名や記事タイトルの羅列に釣られたような人がたくさん見受けられますね。

 さて、日野さんが書いた文章は実際どんなものでしょう。

vpoint.jp

www.sejp.net

 文章が素人くさくても、また、主張に同意しなくとも、無視し得ない問題を提起していることは、読む人が読めば分かるのでまあ読んだほうがいいのではないでしょうか。媒体名や記事タイトルだけでアレルギー反応を起こしそのまま公の場でそれを述べてしまうのは、おおよそ知的な態度からはかけ離れたものでしょう。

 特に詳しくは説明しませんが、日野さん自身がマイノリティの立場に生まれながら(そしておそらく世間にはそのようには認識されないでしょう)、その中で色々と物事を考えてきたのだろうなと感じます。